鏡のないトコヤ/トコシエ

トコシエ[永]永遠を意味する言葉。今からの理容師、ただ流行を追う事はもう終わった様な気がする。お客様一人一人が自分に合う髪型を手に入れる。それがきっかけで自分らしさを見つけられる。そんなお手伝いが出来たら。目標は大きすぎるけど、おこがましいようだが少しづつ進めて行きたい。深呼吸して、ちょっとだけはみ出してがんばってみる。理容室にはもちろん鏡は必要だ。しかし、お客様が鏡を見なくても安心して、理容師に委ねてリラックスできる。はさみが鏡になる。そんなトコヤをめざしたい。そして、永遠にお客様と遠くを見て言葉をかわしながら、人生を歩んで行きたい。そんな気持ちから、「トコシエ」と名付けた。「髪」は長い友達と書く。それよりもっと遠くに永い永い自分探しが始まる。

    
 福岡市中央区谷 トコヤ トコシエ tokoshie

安心してゆだねてもらう技量の象徴のはさみ。それを鏡に移し込んだイメージでロゴマークを制作!鏡、本当にないんですかと聞かれる事も。現在は板張りの壁や建具家具類も経年変化で何とも言えないいい感じの深い色に。訪れるたびにその印象は良くなって行く。そんな独特な場所です。