器工房/ゆうのくも

ここは陶芸の工房とカフェを始めるのが夢だった主婦の居場所。陶芸教室に通っていてその教室の先生になる事を進められ、その経験から、次は自分の工房をと夢を抱かれた・・・ 回りからはそんなの無理と言われ、一念発起。ゆっくり、その実現に向けて、努力して来られた子供3人ご主人1人の女性。工房主の由美子さんの名前とココの環境から見える山並みに漂う雲のような自由な作品作りが出来たらと工房名を提案。由(由美子)が生み出す物作りが、青空に形を変えながら 浮かぶ白い雲のように自由に創作できたら‥ そして、その作品と言う雲が誰かの想いにふれ、人に(you)渡って行く。自分(me)からはなれ、 作り出した思いとはうらはらに心の広い宇宙に飛び出す。自由に使ってほしい、そんな事を願う。ここの空間、ドアの高さなどを低くして、小柄な由美子さんに合わせ自分サイズに。

    
大野城市 器工房 ゆうのくも  younokumo

「由」の解字は、首の長い壷の形が元に。由美子さんのお気に入りの作品のシルエットが、偶然にも漢字の成立ちの象形文字にまるで見てたように同じ形。今回のマークデザインはアドバイスをさせてもらいながら工房主自ら筆字で描いて頂いた。「ゆ」の字が由にも見えるし雲の形にも。