SAKE meets music

福岡酒造組合のMUSIC CITY TENJINイベントブース「音楽を聴く。酒を利く」の「きく」の響きの共通点から、「酒を音楽を聴くように味わってもらおう」二重丸の利き酒のぐい飲みの底の模様をモチーフに作り上げた。通常の特徴のないレンタルテントの素材感を生かし、テントでしか出来ない事をやってみた。酒蔵に埋もれてた古びた備品も利用、いい味を出してくれて動きのあるブースに。それに生け花も添えて。組み立てたらイベント後は直ぐ撤収できるように工夫。でもそのスピード感が見た事ない良い雰囲気に!日本酒に関心がなかった若者、異国の人達にも受け入れられるきっかけに!
 

福の字は本来酒を表す漢字。今回の紋は意味合いが分かりやすい「福の旧漢字、福」の字をモチーフに。示は二に川と書く。二は天を表し、川は酒造りに大事な水を表す。畐は酒壺の形からの象形文字。神から頂いた目出たい酒を表す。そこで、田の字を祭壇に見たて、その上に酒壺を奉ってみた。四角の枡が四つ重なった形とその隙間で米の字を連想させた。そして四つの地区からなる福岡の酒造りを表す。